<細島地域 映画館および劇場について>
―はじめにー
●郷土史家・河野重喜氏による「まほろば」(平成6年第6号)寄稿文によると、大正末期~昭和初期の富高新町では各区に集金制度があり、余剰金が出た場合は地域住民たちで浜遊びに行ったり延岡まで活動写真を見に行くことがあったとの事。「延岡の有楽館に行き『忠臣蔵』などを胸躍らせて見物した。大正末期の富高には、まだ昼間に映画の見られる、常設館はなかったのである。」
→富高地域においては明治時代に芝居小屋の存在が確認されていますが、映画上映の有無についての情報はありません。なお、町営文化ホール「富美館(ふうびかん)」(※芝居の実演や映画上映などが可能な常設館)が出来たのは大正15年10月のことでした。
・・・いっぽう、富高地域につながりの深い、細島地域ではどのような状況であったのか。地元の方からの聞き取り情報や、文献の記載などを参考にまとめてみます。
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ーおわりー ****************************
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