どんどん川(※想像図)

明治や大正生まれの古老の話によると、かつて、富高川から流れ出でて、亀崎川へ注ぐ、通称「どんどん川(どんどんがわ)」という、ささやかな流れ(小川)があったそうです。どんどん川の名称は、その川で遊ぶ子供たちがいつの頃からか名付けたもので、本当の名前はわかりません。

どんどん川の近くにあった幸福神社では、その湧き水を神官が汲んで神様へのお供えとしていました。また小エビがたくさん泳いでいたりと、たいへん清らかな流れであったようです。

終戦後の昭和30年前後までは、南町の横町(よこちょう)の裏通りから法務局(現在の市役所第二別館)辺りにかけて、その清流の一部がまだ残っており、旧・富高陣屋(富島町役場)の裏手付近にはその川をまたぐように石橋が架けられていたとのことです。

以下、イメージを図示してみました。(※想像図であり実際とは異なるおそれがあります)

日向市・宮崎県の画像倉庫と昔語り(古い写真・昔の写真・懐かしい写真~富高・細島ほか)

日向市(主に富高、細島)をはじめとする宮崎県の古い写真・懐かしい写真を掲載する画像倉庫です。現在は昔語り(テキスト部分)も多めになっています。 画像展示メインの記事は、基本的には当方が撮影・所有するオリジナル写真で構成していきます。しかし歴史語りメインの記事は、一部、書籍・文献からの抜き出しや、戦前の絵葉書の使用もありますことをご了承ください。

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